Macでのペンタブの使い方
ペンタブをつなぐ
筆圧対応のペンタブをつなぎ、ドライバをインストールします。Paint Myを開き、「New Canvas」(新規キャンバス)カードで「Create Canvas」(キャンバスを作成)をクリックします。
筆圧対応のブラシを選ぶ
ツールパレットで「Pencil」(鉛筆)をクリック(またはPキー)し、もう一度クリックしてスタイル一覧を開いて「HB Graphite」を選びます。無料版で使えるスタイルで、筆圧と傾きの両方に反応します。
軽く、そして強く押す
軽く、強く、また軽くと力を変えながら、長い線を引きます。筆圧に合わせて、線が細くなったり太くなったりします。
ペンを寝かせて塗る
ペンをペンタブの面に近づけるように寝かせて、そのまま描き続けます。鉛筆の芯の側面で塗ったような、幅広く柔らかい、ざらついた帯になります。
「Steady」を設定する
ツールパレットの「Tool Options」(ツールオプション)をクリックし、「Steady」を右へドラッグすると、線がなめらかになります。同じパネルに「Size」(太さ)と「Opacity」(不透明度)もあります。
キャンバスを回す
トラックパッド上で2本の指をひねると、紙のようにキャンバスを回せます。⌥⌘0を押すと元の向きに戻ります。
Macのペンタブに対応したお絵描きソフト
Mac用のペンタブを買ったら、次に考えるのはどのアプリで描くかです。Paint MyはmacOSネイティブのお絵描きソフトで、ペンタブがmacOSに送る筆圧と傾きを読み取ります。そのため、46種類のブラシが押す強さに、13種類がペンの傾きに反応します。
macOS 14 Sonoma以降に対応し、無料でダウンロードでき、アカウント登録も不要です。筆圧、傾き、「Steady」はPro限定ではありません。57種類のうち14種類のブラシは無料版で使えます。パソコンで絵を描くのが初めてなら、デジタルイラストの始め方のガイドで、ペンタブがある場合もない場合も基本を紹介しています。
筆圧感知:筆圧で変わること
強く押すと、ブラシによってタッチが太くなったり、濃くなったり、その両方になったりします。「HB Graphite」、「Charcoal Stick」、「Pastel」とチョーク類は、太さと濃さが変わります。「Ballpoint」、「Fountain」、「Brush Pen」、「Calligraphy」は太さが変わるので、文字に太い線と細い線の強弱がつきます(筆文字・カリグラフィーを参照)。「Mechanical 0.5」、「Carpenter」、「Airbrush」とほとんどのスプレー缶は、濃さが変わります。
水彩や油彩のような画材も反応します。「Round Wash」と「Watercolor」は押すと太くなり(詳しくはデジタル水彩)、「Oil」、「Gouache」、「Acrylic」も同じように太くなります(Macで油絵・厚塗りを参照)。
筆圧が最小のとき、太さが筆圧で変わるブラシは、設定したサイズの約3分の1で描きます。反応はブラシごとに決まっているので、覚えるのは一度だけです。マウスは常に最大の筆圧で描きます。
傾きで陰影:ペンを寝かせて芯の側面で塗る
傾きの情報はペンタブから届きます。ペンを傾けると、13種類のブラシで画材の側面を使って塗れます。対応するのは「HB Graphite」、「6B Soft」、「Charcoal Stick」、「Colored Pencil」、「Carpenter」、「Mechanical 0.5」、「Fountain」、「Pastel」、「Crayon」、「Conté」、「Soft Chalk」、「Hard Chalk」、「Dusty Chalk」です。
少し傾けたくらいでは、線はほとんど変わりません。ペンをさらに寝かせると、タッチは最大で約3倍の幅になり、淡く、柔らかく、ざらついて、傾けた方向に伸びます。「Fountain」と「Mechanical 0.5」の反応はわずかです。鉛筆や木炭での描き方は、Macでスケッチのガイドをご覧ください。
「HB Graphite」、「Pastel」、「Soft Chalk」は無料版で使えるスタイルなので、Proがなくても傾きでの塗りを試せます。キャンバスを回転させていても、塗りの向きは画面が基準です。
手ブレ補正で、なめらかな線に
Paint Myの手ブレ補正は、「Tool Options」にある「Steady」スライダーです。右に動かすと、線がペンの動きにゆるやかについてくるようになり、長い曲線やペン入れの線からふらつきが取れます。0にすると、入力そのままの線になります。
「Steady」の初期値は、「Settings」▸「Tools」▸「Default Stabilization」(手ブレ補正の初期値)で設定できます。「Pixel Brush」(ドットブラシ)は、ドットのセルに入力どおりの位置が必要なため、あえて「Steady」を無視します。
ペンを持ったまま使えるショートカット
片手はキーボード、もう片方の手はペンのままで操作できます。
- [キーでブラシが小さく、]キーで大きくなります。
- キャンバスがアクティブなときは、1つのキーでツールを切り替えられます。P:「Pencil」(鉛筆)、N:「Pen & Ink」(ペン・インク)、B:「Brush」(水彩・墨)、K:「Chalk」(チョーク)、E:「Eraser」(消しゴム)。
- どのブラシを使っていても、⌥クリックでキャンバスの色を拾えます。
- Spaceキーを押しながらドラッグすると、表示を移動できます。
- ⌥⌘0(「View」▸「Reset Rotation」)で、回したキャンバスを元の向きに戻せます。
よくある質問
Macでペンタブに対応したお絵描きソフトはありますか?
Paint Myは、筆圧対応のペンタブで使えます。46種類のブラシが筆圧でタッチを変え、13種類はペンの傾きで塗れます。macOS 14 Sonoma以降に対応し、無料でダウンロードできます。57種類のうち14種類のブラシは無料版で使えます。
Macで筆圧が効かないのはなぜですか?
まず、ペンタブのドライバがインストールされていて、最新の状態かを確認してください。次に、「HB Graphite」のように筆圧に反応するスタイルを選びます。「Fine-liner」、「Technical」、マーカーの「Chisel」、「Fine Tip」、「Highlighter」、そして「Stipple」、「Spatter Flick」、「Splatter」、「Pixel」のスタイルは、仕様として筆圧に反応しません。
ペンの傾きは使えますか?
はい、傾きの情報を送れるペンタブのペンなら使えます。「HB Graphite」、「Charcoal Stick」、「Soft Chalk」など13種類のスタイルは、ペンを寝かせると画材の側面で塗れます。マウスやトラックパッドからは、傾きの情報は送られません。
iPadをMacのペンタブとして使えますか?
Paint Myではまだテストしていないため、その使い方で筆圧や傾きが使えるとはお約束できません。Paint MyはMac用のアプリで、iPad版はありません。
紙のようにキャンバスを回せますか?
はい。トラックパッド上で2本の指をひねると、好きな角度に回せます。元に戻すには、⌥⌘0を押すか、右下の角度表示をクリックします。回転で変わるのは表示だけで、ピクセルが変わることはありません。
アプリの表示言語は英語です。メニュー名やツール名は、アプリの表示どおり英語で記載しています。