Macでのデジタルイラストの始め方
新しいキャンバスを開く
「File」▸「New」を選びます。「New Canvas」(新規キャンバス)カードで「Classic」(1024 × 768)などのプリセットを選ぶか、「Width」(幅)と「Height」(高さ)に64〜8192pxの値を入力します。
用紙を選ぶ
「Surface」(用紙)で、「Fine Paper」や「Watercolor Paper」など8種類の用紙から1つを選びます。続けて「Create Canvas」(キャンバスを作成)をクリックします。
ブラシを選ぶ
フローティングのツールパレットで画材をクリックし、もう一度クリックするとスタイルの一覧が表示されます。キーでも選べます。Pで「Pencil」(鉛筆)、Bで「Brush」(水彩・墨)、Eで「Eraser」(消しゴム)です。
線を安定させる
「Tool Options」(ツールオプション)をクリックし、「Steady」(手ブレ補正)を右へドラッグすると、マウスやトラックパッドで描く線がなめらかになります。[キーと]キーでブラシサイズを変えられます。
ズーム・移動して、キャンバスを回す
ピンチでズームし、Spaceキーを押しながらドラッグすると表示を移動できます。トラックパッド上で2本の指をひねると、キャンバスが回ります。⌥⌘0で元の向きに戻ります。
再生して書き出す
「View」▸「Replay Session」(描いた過程を再生する機能、⇧⌘R)を選ぶと、このセッションで描いた過程が約10秒で再現されます。続けて「File」▸「Export as PNG…」を選び、PNGでコピーを書き出します。
Macでデジタルイラストを描くのに必要なもの
必要なのは、macOS 14 Sonoma以降のMac、マウス・トラックパッド・ペンタブのいずれか、そしてお絵描きソフトです。Paint MyはMacネイティブのアプリで、アカウント登録不要、オフラインで使え、描いた作品がアップロードされることもありません。
57種類のブラシは12の画材ファミリーに分かれていて、絵を描くブラシは本物の画材のようにふるまいます。鉛筆、ペン、マーカー、水彩の塗りは半透明で、ストロークが重なったところが濃くなります。油彩、ガッシュ、アクリルは下の色を覆います。どのブラシにも、アプリ自身のブラシエンジンで描いたプレビューのストロークが表示されます。すべてのブラシはお絵描きソフトのブラシ一覧のページで見られます。
無料版では、14種類のブラシ、5色のパレット、レイヤー3枚、取り消し50回が使え、キャンバスは一度に1つ開けます。書き出しはすべて無料です。Proなら57種類すべてのブラシが使え、レイヤー数と取り消し回数の上限もなくなります。色より線を描きたい場合は、Macでスケッチのガイドから始めてみてください。
ペンタブなしで、MacBookで絵を描く方法
始めるだけなら、トラックパッドかマウスで十分です。マウスには筆圧がないため、Paint Myはマウスの線を常に最大の筆圧で描きます。
線のふらつきを抑えるには、「Tool Options」の「Steady」を上げます。描いている間に、Paint Myがストロークをなめらかにします。初期値は「Settings」▸「Tools」▸「Default Stabilization」(手ブレ補正の初期値)で設定できます。
ピンチで最大6400%までズームでき、2本指のスクロールで表示を移動、2本指をひねるとキャンバスが回ります。直角に近い角度で指を離すと、まっすぐな向きにぴたりと合います。
ペンタブを使えば、マウスではできないことが加わります。46種類のブラシが筆圧に反応し、13種類はペンを寝かせると側面で塗れます。どちらもペンタブの筆圧と傾きのガイドで説明しています。
デジタルイラスト初心者向け:キャンバスと用紙の選び方
「Square」(2048 × 2048)や「Cinema」(2560 × 1440)のような大きめのプリセットなら、細部を描き込むためのピクセルが増えます。キャンバスはあとからサイズ変更やトリミングができないので、慎重に選んでください。
8種類の用紙は、「Fine Paper」(初期設定)、「Watercolor Paper」、「Kraft」、「Linen Canvas」、「Slate」、「Whiteboard」、「Matte White」、「Transparent」です。「Studio」サイドバーの「Surface」ボタンで、いつでも切り替えられます。PNGで書き出すと用紙は含まれず、JPEGでは用紙の地の色が使われます(「Transparent」の場合は白)。
初期設定では、ブラシはどの用紙でも同じように描け、プレビューどおりの描き味になります。「Settings」▸「Tools」▸「Paper texture affects brushes」(紙の質感をブラシに反映)をオンにすると、粒子感のある鉛筆、パステル、チョーク、水彩の塗りが紙の目に引っかかるようになります。縁に色がたまる水彩の塗りについては、デジタル水彩のガイドをご覧ください。
描きながら覚える:レイヤー、サンプル、再生
新しいツールや色で描き始めるたびに、その色とツールにちなんだ名前(例:「Red HB Graphite」)のレイヤーが自動で作られます。無料版の作品ではレイヤーが3枚になるまで新しいレイヤーが作られ、その後は選択中のレイヤーにそのまま描き続けます。27種類の合成モードについては、レイヤーと合成モードのガイドで解説しています。
絵ができあがっていく様子を見るには、「File」▸「Open Building Sketch Sample」または「Open Toy Car Sample」を選びます。どちらも開くと同時に、一筆ずつ描かれていきます。サンプルは手前のキャンバスと置き換わるので、空のキャンバスで開いてください。
Replay Session(⇧⌘R)は、取り消し履歴に残っている編集を、アプリの中で約10秒かけて再生します。無料版では最大50回分です。保存したファイルを開き直した作品では、開いたあとの編集だけが再生されます。
よくある質問
Macでデジタルイラストを始めるには、何が必要ですか?
macOS 14 Sonoma以降のMac、マウスかトラックパッド、そしてPaint Myのようなお絵描きソフトです。Paint Myは無料でダウンロードできます。ペンタブはなくてもかまいません。使う場合は、46種類のブラシで筆圧、13種類で傾きが使えるようになります。
マウスやトラックパッドでもデジタルイラストは描けますか?
はい。マウスの線は最大の筆圧で描かれ、「Tool Options」の「Steady」で線のふらつきをなめらかにできます。
ペンタブなしでMacBookで描くには、どうすればいいですか?
トラックパッドを使います。クリックしたままドラッグすると描けて、「Steady」を上げると線がなめらかになります。Spaceキーを押しながらドラッグすると、表示を移動できます。
最初はどのキャンバスサイズと用紙を選べばいいですか?
ほかを選ばない限り、Paint Myは「Fine Paper」の「Classic」(1024 × 768)で始まります。水彩の塗りには「Watercolor Paper」、チョークには「Slate」を試してみてください。用紙はあとから変えられますが、サイズは変えられません。
描いた過程を見返せますか?
はい。「View」▸「Replay Session」(⇧⌘R)で、現在のセッションをPaint Myの中で約10秒で再生できます。タイムラプスの動画として書き出す機能はありません。
アカウント登録は必要ですか?
いいえ。Paint Myはサインインを求めず、オフラインで使えます。描いた作品がアップロードされることもありません。
アプリの表示言語は英語です。メニュー名やツール名は、アプリの表示どおり英語で記載しています。