Macでドット絵を描く方法

  1. ドット絵用のキャンバスを作る

    「File」▸「New」を選び、「Pixel Art」プリセット(512 × 512px)を選びます。スプライトを描くなら「Transparent」(透明)の用紙を選び、「Create Canvas」をクリックします。

  2. Pixel Brushを選ぶ

    Xを押すか、ツールパレットの「Pixel」ツールをクリックします。キャンバスにグリッドが表示されます。

  3. セルのサイズを決める

    パレットの「Tool Options」(ツールオプション)を開き、「Cell」(セル)を4〜64pxの間で設定します。[と]を押すと4pxずつ変えられます。

  4. グリッドに描く

    クリックすると1セルが塗られ、ドラッグするとセルが線状に並びます。「Pixel-perfect」をオンのままにしておけば、角に二重のセルができません。

  5. ズームして細部を描く

    トラックパッドでピンチするか、「View」▸「Zoom In」(⌘+)を選ぶと、最大6400%まで拡大できます。「View」▸「Zoom to Fit」(⌘0)でキャンバス全体を表示します。

  6. PNGで書き出す

    「File」▸「Export as PNG…」を選びます。用紙は書き出されないので、空のセルは透明のままです。

1ドットまでくっきり描ける、Macのドット絵ソフト

Paint MyはmacOSのお絵描きソフトで、「Pixel Brush」を使うとキャンバスがドット絵エディタになります。描いた点はすべて正方形のセルに収まり、セルの大きさは「Cell」で4〜64pxの範囲を4px刻みで設定できます(初期設定は16px)。

Pixel Brushを使っている間はキャンバスにグリッドが表示され、ズームに合わせてグリッド線も調整されます。ブラシが線に沿ってセルをつなぐので、素早く描いてもすき間ができません。各セルは、縁のくっきりした1色のベタ塗りになります。

Pixel Brushは筆圧を使わず、手ブレ補正もかからないため、マウスでもトラックパッドでもペンタブでも、同じようにきれいなセルになります。Paint Myの57種類のブラシのうち、無料版で使える14種類のひとつで、ブラシ一覧のドット(Pixel)ファミリーに入っています。

ピクセルパーフェクトなブラシとは?

グリッド上でフリーハンドの斜め線や曲線を引くと、段差の部分に余分なセルがつきがちです。これがL字形の小さな角になり、ドット絵を描く人はふつう手作業で消しています。

「Pixel-perfect」は描きながらこの角を取り除くので、線の太さが1セルのまま保たれます。初期設定でオンになっています。角のセルを残したいときは、「Tool Options」でオフにします。

ドット絵のキャンバスサイズ、ズーム、レイヤー

「New Canvas」カードの「Pixel Art」プリセットは512 × 512pxで、初期設定のセルなら32 × 32のグリッドになります。「Cell」を小さくすれば、より細かいグリッドになります。キャンバスは1辺64〜8192pxの範囲で自由に設定できます。

最大6400%までズームできるので、1つのセルも狙いやすくなります。トラックパッドでピンチするか、「View」▸「Zoom In」(⌘+)を使うか、右下のズームコントロールから倍率を選びます。

Paint Myではレイヤーと合成モードが使えるので、輪郭、ベースの色、ハイライトを別々のレイヤーに分けられます(無料版は3枚まで)。「Left ↔ Right」(左右対称)と「Up ↕ Down」(上下対称)のシンメトリー描画もPixel Brushで使え、反転したセルも同じグリッドに吸着します。

基本無料で始める、Macのドット絵ソフト

Paint Myは基本無料のMac用ドット絵ソフトです。無料でダウンロードでき、「Pixel Brush」、「Cell」、「Pixel-perfect」、グリッドのすべてが無料版で使えます。アカウント登録は不要で、オフラインでも描けます。

無料版はレイヤー3枚、取り消し50回、一度に開けるキャンバスは1つ、5色のパレットで、書き出しはすべて無料です。Paint My Proでは、レイヤー数の上限と、キャンバスを1つしか開けない制限がなくなり、取り消し回数の上限もなくなります。さらに、Chroma Orb(色相リングつきのカラーピッカー)とMixing Well(絵の具を置いて混ぜられるパレット)が加わります。

大きなセルなら、ドット絵は子どもが初めて取り組む作品としても手軽です。子ども向けのお絵かきのガイドもご覧ください。

背景が透明なスプライトを書き出す

「File」▸「Export as PNG…」では用紙が書き出されないため、どの用紙を使っていても、塗っていないセルは透明になります。「Export Selected Layers…」(選択したレイヤーを書き出す、⇧⌘E)なら、選んだレイヤーだけを、絵の端に合わせてトリミングしたPNGとして保存できます。

PNGの通常の書き出しはキャンバスと同じサイズになるため、各セルは正方形のピクセルの塊(初期設定のセルなら16 × 16)になり、書き出し時の拡大縮小はありません。Paint Myは静止画のドット絵向けのため、次の機能は含まれていません。

  • アニメーション、フレーム、スプライトシート
  • パレットの色数を制限するモード
  • ドット用の消しゴムモード(消しゴムはグリッドに吸着しないため、修正するときはセルを上から塗り直します)

よくある質問

Macでドット絵を描くにはどうすればいいですか?

Paint Myで「File」▸「New」を選び、「Pixel Art」プリセットを選んで、XでPixel Brushに切り替えます。「Cell」を設定してグリッドに描き、「File」▸「Export as PNG…」で書き出します。

ピクセルパーフェクトとは何ですか?

斜めの線を描いたときにグリッド上にできる余分な角のセルを取り除き、線の太さを1セルに保つ機能です。Paint Myでは「Pixel-perfect」が初期設定でオンになっています。

ドット絵のキャンバスサイズはどのくらいがいいですか?

まずは「Pixel Art」プリセット(512 × 512px)から始め、「Cell」で1ドットの大きさを決めます。Pixel Brushは1辺64〜8192pxのどのキャンバスでも使えます。

背景が透明なスプライトを書き出せますか?

はい。PNGの書き出しには用紙が含まれないので、空のセルは透明のままです。「Export Selected Layers…」(⇧⌘E)なら、PNGを絵の範囲でトリミングすることもできます。

Paint Myでスプライトをアニメーションにできますか?

いいえ。Paint Myにはアニメーション機能がなく、スプライトシートも作れません。静止画のドット絵向けのアプリです。

アプリの表示言語は英語です。メニュー名やツール名は、アプリの表示どおり英語で記載しています。