Macで鉛筆とペンを使ってスケッチする方法
用紙を選ぶ
新しい書類を作成し、「New Canvas」(新規キャンバス)カードで「Surface」(用紙)を選びます。標準は「Fine Paper」で、「Kraft」や「Slate」を選ぶと色のついた下地になります。最後に「Create Canvas」をクリックします。
鉛筆を選ぶ
ツールパレットの「Pencil」(鉛筆)をクリックします(Pキーでも選べます)。もう一度クリックすると、スタイル一覧が開きます。「HB Graphite」は無料版で使え、ほかの鉛筆のスタイルはProで使えます。
太さと手ブレ補正を設定する
パレットの「Tool Options」(ツールオプション)をクリックし、「Size」(太さ)、「Opacity」(不透明度)、「Steady」(手ブレ補正)を設定します。線を描く合間に [キーと]キーで鉛筆の太さを変えられます。
アタリを取り、トーンを重ねる
薄く輪郭線を描いてから、ハッチングとクロスハッチングを重ねます。線が重なったところほど濃くなります。ペンタブなら、強く押すと線が濃くなり、ペンを寝かせると陰影をつけられます。
スケッチにペン入れする
Nキーで「Pen & Ink」(ペン・インク)に切り替え、「Ballpoint」(無料版)か「Fine-liner」(Pro)で線をなぞります。レイヤーに空きがあれば、インクは別のレイヤーに描かれます。あとで「Studio」サイドバーの鉛筆のレイヤーを右クリックし、「Hide Layer」(レイヤーを非表示)を選べます。
絵を書き出す
「File」▸「Export as PNG…」、「Export as JPEG…」、「Export as Layered PSD…」のいずれかを選びます。書き出しはすべて無料です。PNGには用紙が含まれず、JPEGには用紙の色が単色で残ります。
6種類の鉛筆で描く、Macのデッサンアプリ
Macのスケッチアプリとして、Paint Myは紙のスケッチと同じく鉛筆から始まります。鉛筆の線は半透明なので、線が重なったところほど濃くなります。ひと筆の落書きでも、線が交差したところは濃くなります。
黒鉛は山と谷のある紙の凹凸にこすれるので、ハッチングは紙の目に沿ってかすれます。「Colored Pencil」はその質感を色で表現できるので、Paint Myは色鉛筆アプリとしても使えます。すべてのスタイルはブラシ一覧の鉛筆(Pencil)ファミリーで比べられます。
- 「HB Graphite」(無料版):下描きの線に向いた、薄く細い芯。
- 「6B Soft」:深い影に向いた、太く柔らかく濃い芯。
- 「Mechanical 0.5」(シャープペンシル):ざらつきのない細い線。筆圧で変わるのは太さではなく濃さです。
- 「Charcoal Stick」(木炭):広い面のトーンに向いた、太くざらつきの強い先端。
- 「Colored Pencil」(色鉛筆):紙の目が出る、半透明の色。
- 「Carpenter」(大工鉛筆):90°に固定された平たい芯。描く向きによって線が太くも細くもなります。
デジタルの木炭デッサンと、傾きを使った陰影
「Charcoal Stick」は、Paint Myのデジタル木炭です。先端は太く、ざらつきが強く、重ねると半透明のまま暗く濃くなります。「Smudge」(指先ツール。ぼかし・指先ファミリーにあり、無料版で使えます)で色を引きずるようにやわらげられます。チョークのような粉っぽい線が欲しいときは、乾式画材ファミリーの「Conté」(コンテ)を使います。不透明で、ざらついたタッチです。
筆圧対応のペンタブで強く押すと、どの鉛筆も線が濃くなり、ほとんどの鉛筆は太くもなります。57種類のブラシのうち46種類が筆圧に対応しています。ペンを寝かせると、「HB Graphite」、「Charcoal Stick」、「Conté」を含む13種類のブラシが側面で塗れ、より太く、薄く、ざらついたタッチになります。どちらもペンタブの筆圧と傾きのガイドで紹介しています。
紙を選んで描ける、Macのデジタルスケッチブック
キャンバスは8種類の用紙から選べ、サイズは一辺64〜8192pxです。「Kraft」は温かみのある茶色の下地、「Slate」は暗い色の下地で、色のついた紙にスケッチするように描けます。用紙は「Studio」サイドバーの下にある「Surface」のボタンで、いつでも切り替えられます。
「Settings」▸「Tools」▸「Paper texture affects brushes」(紙の質感をブラシに反映)をオンにすると、ざらつきのある鉛筆や「Conté」が、クラフト紙の長い繊維やスレートの細かく硬い目に引っかかります。初期設定はオフなので、どのブラシもプレビューどおりに描けます。
ペンとインクで描く、デジタルのペン画
「Pen & Ink」ファミリーには6種類のスタイルがあります。「Ballpoint」(ボールペン。無料版)、「Fine-liner」(ミリペン)、「Fountain」(万年筆)、「Brush Pen」(筆ペン)、「Calligraphy」(カリグラフィーペン)、「Technical」(製図ペン)です。インクは乾く前はつやがあり、乾くと本来の色になります。このつやが書き出されることはありません。
「Fine-liner」と「Technical」は筆圧の影響を受けないので、均一な線が引けます。「Fountain」と「Brush Pen」はペン先が線の向きに沿い、「Calligraphy」はペン先を45°に保ちます。文字を描くなら、筆文字・カリグラフィーのガイドをご覧ください。
紙に描いたスケッチがあるなら、アナログの線画をiPhoneで取り込んで、その上からペン入れできます。写真から始めるなら、「Magic」▸「Photo to Sketch…」(写真から線画やスケッチを作る機能)で写真を線画にできます。
無料版で使えるスケッチ用ツール
- 「HB Graphite」、「Ballpoint」、そして「Color-aware」を含む3種類の消しゴムすべて。
- レイヤー3枚まで、取り消し50回まで。Proならレイヤー数の上限も、取り消し回数の上限もありません。
- 一度に開けるキャンバスは1つ。5色のパレット、8種類の用紙すべて、すべての書き出し。
- アカウント登録不要で、オフラインで使えます。
よくある質問
Macでスケッチするには、どのアプリを使えばいいですか?
Paint Myは、6種類の鉛筆と6種類のペン・インクのスタイル、8種類の用紙を備えたMacネイティブのアプリです。macOS 14 Sonoma以降に対応し、無料でダウンロードできます。
ペンタブがなくても、MacBookでスケッチできますか?
はい、トラックパッドやマウスで描けます。マウスでは常に最大の筆圧で描かれるので、線の強弱は「Size」と「Opacity」で調整し、線のブレは「Steady」(手ブレ補正)を上げて抑えます。ペンを寝かせて塗る陰影には、ペンタブが必要です。
ペンの傾きで陰影をつけるには、どうすればいいですか?
傾きを検知できる筆圧対応のペンタブを使い、鉛筆と同じようにペンを寝かせます。「HB Graphite」、「Charcoal Stick」、「Conté」など傾きに対応する13種類のブラシでは、ペンを寝かせるほど太く、薄く、ざらついたタッチになります。キャンバスを回していても同じです。
色のついた紙にスケッチできますか?
はい。「New Canvas」カードで、またはあとから「Surface」のボタンで、温かみのある茶色の「Kraft」か、暗い色の「Slate」を選びます。「Paper texture affects brushes」をオンにすると、ざらつきのある鉛筆が紙の質感に引っかかります。
線のブレを抑えるには、どうすればいいですか?
「Tool Options」の「Steady」スライダーを上げると、描いている線をPaint Myがなめらかに整えます。初期値は「Settings」▸「Tools」▸「Default Stabilization」で設定できます。
アプリの表示言語は英語です。メニュー名やツール名は、アプリの表示どおり英語で記載しています。